今回手伝いとして参加させていただいた
プールサイドのタイル施工。
実際に現場に入りながら、
改めて空間づくりとしてのタイル施工を学べる現場でした。
使用したタイルは、1200×200サイズの木目調タイル。
プール内には深みのある青のモザイクタイルが使われており、
リゾート感のある空間に仕上がっていました。

波をイメージした曲線デザイン
今回のプールサイドは、
緩やかな曲線に沿って納めていくデザイン。
波の流れを感じるようなラインで、直線とはまた違う柔らかさがありました。
曲線に沿って大きめのタイルを納めるため、
見た目以上に繊細な調整が必要となります。
目地の太さや、段差の有無によって
空間全体の印象が変わる。
施工しながら、
細かな納まりの大切さをさらに実感しました。

勾配と精度
プールサイドは、
見た目だけではなく水勾配も重要な場所です。
タイル割は300㎜ずらしで、勾配をしっかりとりながらの施工。
勾配と曲線(加工物)が重なる部分は不陸(タイルとタイルの段差)が起きやすくなります。
不陸が大きすぎると怪我のリスクもあります。
不陸調整のできるクッリプ工法だけでは調整しきれません。
最終的には、職人が指先の感覚、知識と判断で仕上げる。
いろいろな工法が出ている中、最終的に職人の経験が大切だと感じる現場でした。

仮置きをしながら加工していく
裸足で歩く場所だからこそ
プールサイドは、裸足で歩くこと前提とした空間です。
完成すると見えなくなる部分でも、
小さなお子様が触れる可能性がある。
だからこそ、細部まで丁寧に納めていく。
また、土に埋まって見えなくなる部分についても
研磨処理を行い安全性を確保。
こういう積み重ねが、
空間の安心感や心地よさにつながるのだと思います。

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