

店舗の印象を決めるのは、家具や照明だけではありません。
壁に使用する素材の色や質感、光の反射によっても、空間の雰囲気は大きく変わります。
今回施工させていただいたのは、店舗内装の壁面タイル工事です。
使用したのは、名古屋モザイク工業の「クラルテ」。
深みのあるグリーンのタイルを壁面に取り入れ、木目の内装や照明と組み合わせることで、落ち着きと華やかさを併せ持つ空間に仕上がりました。
玉寄タイルが大切にしているのは、ただ指定されたタイルを張ることではありません。
設計された空間の魅力を、タイルという素材と職人の施工技術によって引き出すこと。
今回は、店舗デザインにおけるタイルの魅力と、仕上がりを左右する施工のポイントをご紹介します。
名古屋モザイク「クラルテ」がつくる、印象的な店舗空間
今回の壁面で特徴的なのは、グリーンのタイルが持つ豊かな表情です。
タイル表面の光沢が照明を受けることで、同じ壁面の中にも明るい部分と深みのある部分が生まれています。
また、周囲の木目と組み合わせることで、グリーンの色彩が際立ちながらも、温かみのある空間になっています。
店舗内装では、すべての壁をタイルにする必要はありません。
お客様の視線が集まる場所に、印象的な素材を取り入れる。
それだけでも、店舗全体の雰囲気を変えることができます。

タイルと照明がつくる陰影
タイルの魅力の一つが、光によって表情が変化することです。
今回のような光沢のあるタイルは、照明の当たり方によって反射や色の見え方が変わります。
均一に塗装された壁とは異なり、一枚一枚のタイルが光を受けることで、壁面に奥行きが生まれます。
昼と夜、照明の強さや角度によっても印象が変わる。
タイルは単なる壁の仕上げ材ではなく、光と組み合わせて空間を演出できる建築素材です。
店舗デザインでは「どこにタイルを使うか」が重要
デザイン性の高いタイルを選んでも、その魅力が十分に伝わらないことがあります。
その理由の一つが、タイルを使用する場所です。
例えば、飲食店であればカウンターの背面や客席から見える壁。
美容室やサロンであれば、受付や鏡の周辺。
物販店であれば、商品を引き立てるディスプレイ壁面。
店舗全体を見たときに、どの場所が主役になるのか。
そこにどのような素材を使用するのか。
タイルの面積を増やすことよりも、空間の中でタイルが果たす役割を考えることが大切です。
今回の施工でも、横長の壁面にグリーンのタイルを取り入れることで、木目を基調とした内装の中に印象的なアクセントが生まれています。

同じタイルでも仕上がりを左右する「割り付け」と「目地」
タイル工事では、材料の選定と同じくらい、張り方や納まりが重要です。
今回のように細かなタイルを広い壁面へ施工する場合、目地のライン、目地の色が空間全体の印象に関わります。
目地の通りが壁面の美しさを決める
小さなタイルが連続する壁面では、目地が一本のラインとして見えてきます。
そのため、タイルを一枚ずつ張るだけでなく、壁面全体を見ながら水平・垂直の通りを整えることが重要です。
また、壁の端部や周囲の造作材との取り合いによって、タイルの切り物がどのように見えるかも変わります。
完成すると目立たないような細部ですが、こうした部分の積み重ねが空間全体の完成度につながります。

目地も店舗デザインの一部
目地はタイルとタイルの隙間を埋めるだけのものではありません。
目地色や幅によって、タイル一枚一枚を際立たせることも、壁面を一体的に見せることもできます。
今回のグリーンタイルと明るい目地の組み合わせでは、一枚一枚の輪郭が明確になり、整然としたタイルの連続性が感じられます。
タイルの色、形、張り方、目地まで含めて一つのデザイン。
玉寄タイルでは、この考え方を大切にしています。

目地詰め前。タイルの際は白くラインが入っているので白の目地材を使用するとタイルとなじむ。

白目地を施工後。
設計意図を形にするために、施工前の確認を大切にする
店舗のタイル工事では、タイルだけで完結することはほとんどありません。
造作家具、カウンター、建具、照明、設備など、さまざまな部材との取り合いが発生します。
特にデザイン性の高い店舗では、数ミリの納まりの違いが完成した空間の印象に影響することもあります。
そのため、施工前に確認しておきたいのが、次のようなポイントです。
- タイルの割り付けと張り始めの位置
- 造作家具やカウンターとの取り合い
- 出角・入隅・見切りの納まり
- 下地の状態と適切な施工方法
- 目地幅や目地色
- 照明や視線を考慮した仕上がり
設計図面をそのまま施工するだけではなく、実際の現場でどのように納めれば設計意図を実現できるのかを考える。
それがタイル専門工事業者としての役割だと考えています。

タイルによって、店舗の空間価値を高める
店舗の内装は、お客様がその場所で過ごす時間にも関わるものです。
心地よく食事を楽しむ。
ゆっくりと会話をする。
また訪れたいと思える雰囲気をつくる。
そうした空間を構成する要素の一つが、壁や床に使われる素材です。
今回のような釉薬の光沢を感じるグリーンタイルは、木目や照明と組み合わせることで、壁面に独自の表情を生み出します。
一方で、どれほど魅力的な材料であっても、割り付けや納まりが整っていなければ、その魅力を十分に引き出せません。
良い素材を選ぶこと。そして、その素材の魅力を施工によって完成させること。
玉寄タイルでは、この両方が揃って初めて空間価値を高めるタイル工事になると考えています。
東京都内で店舗内装タイル工事をお考えの設計事務所・内装会社様へ
玉寄タイルでは、東京都・埼玉県を中心に、店舗・飲食店・美容室・オフィス・商業施設・住宅などの内外装タイル工事を行っています。
デザインタイル、モザイクタイル、大判タイル、カウンター、壁面デザインウォールなど、意匠性を重視したタイル施工にも対応しています。
設計事務所様、店舗デザイナー様、工務店様、内装会社様からのご相談も承っております。
「店舗デザインに合うタイル施工会社を探している」
「タイルの割り付けや納まりを相談したい」
「デザイン性の高い壁面タイルを施工してほしい」
「図面段階から施工方法を検討したい」
そのような段階からご相談ください。
設計の意図を理解し、素材の魅力を施工で引き出す。
玉寄タイルは、タイル工事を通して店舗や建物の空間価値を高める施工を目指しています。
東京都内の店舗内装タイル工事・デザインタイル施工は、玉寄タイルへご相談ください。
| 場所 | 神奈川県横浜市 |
|---|---|
| 使用タイル | 名古屋モザイク クラルテ CLA-500 |
| 施工面積 | 約28㎡ |
| 工期 | 3日 |
玉寄タイルは埼玉県川口市を拠点に、東京都内・埼玉県内のタイル工事に対応しています。
東京都、埼玉県での店舗タイル工事、マンションリノベーション・住宅の内装外装タイル・エントランス・玄関タイル・在来浴室など
施工場所や用途に合わせてご提案しています。
